料理に対する「ねばならない」を捨てたら、うつの自分を受け入れられた。
「ちゃんと作らなきゃ」を手放したら、料理も、自分自身も、少しずつ好きになれた。
料理をしなければならない。栄養バランスを考えなければならない。毎日きちんとした食事を用意しなければならない。そんな日々の「ねばならない」に、知らず知らずのうちに疲れてしまっていませんか?

食文化をテーマに執筆活動を続けてきた著者・阿古真理さんが、36歳でうつ病を発症。それまで当たり前にできていた料理が、ある日突然できなくなってしまいます。献立を考えること、食材を選ぶこと、台所に立つこと。何気なくこなしていた家事が、実はたくさんの判断やエネルギーを必要とするものだったと気づかされます。本書は、そんな著者自身の経験を通して、料理の大変さや楽しさ、そして自分らしく暮らすことの意味を見つめ直した一冊です。
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料理ができない自分を責めるのではなく、できない日があってもいい。毎日違う献立でなくてもいい。手を抜いたって、誰かに頼ったっていい。「こうあるべき」という思い込みを少しずつ手放していくことで、料理との付き合い方だけでなく、自分自身への向き合い方もやわらかく変わっていくように感じます。料理の本でありながら、日々の暮らしや仕事、人との関係にも通じる、心を少し軽くしてくれるはずです。
【内容】
・36歳でうつ病を発症し、料理ができなくなった日々
・「選ぶ」という何気ない行為の難しさ
・献立を考えることは、なぜこんなに大変なのか
・ワンパターンの献立に救われる
・しんどいときは一汁一菜に頼る
・「ていねいな暮らし」に感じる憧れと息苦しさ
・たくさんの料理情報に振り回されないために
・外食がもたらしてくれるもの
・家事の分担は量だけでは語れない
・料理の楽しさをもう一度思い出すまで

【目次】
第1章 うつと料理
第2章 うつと献立
第3章 うつと女性
第4章 うつと仕事
第5章 うつとジェンダー
阿古真理(あこ・まり)
作家・生活史研究家。1968年兵庫県生まれ。食文化や暮らしの歴史、女性の生き方などをテーマに執筆活動を続ける。著書に『料理は女の義務ですか』『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代』など。
この商品のご購入にあたって
著者:阿古真理/著
出版社:幻冬舎
ページ数:177ページ
仕様:19×13cm
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